脳梗塞とマッサージ

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脳梗塞とは

脳卒中にはいろいろな種類があり、脳の血管が詰まってしまうことを『脳梗塞』、
脳の血管が破れて出血してしまうことを『脳内出血』『くも膜下出血』と言います。
脳卒中は、脳の病気の総称と言っていいでしょう。

日本において、脳卒中はがんや心臓病に次いで死因の第3位。
また、寝たきりになってしまう原因の
3割が脳卒中となり、ダントツのトップになっています。

脳梗塞の症状で、一番起こりやすい症状が麻痺症状です。
運動障害となります。

麻痺の原因は前頭葉の運動中枢の壊死などで発症します。

多くは片側の腕や足、
顔面麻痺により脱力、筋力が低下してしまう片麻痺となります。

脳梗塞維持期の機能訓練（リハビリ）

回復期を経過した後は、自宅などに戻り、日常生活と平行しながらの維持期の
リハビリマッサージ、機能訓練を行います。

ここでは回復した機能を維持することが目的です。

運動機能は、発症後すぐの急性期のリハビリから、
６ヶ月までの回復期のリハビリをすることにより回復する可能性も高まります。

一方、知的能力は、発症後６ヶ月以降の維持期のリハビリで普段の
生活を積極的に過ごすことにより、脳に刺激を与えると良いと言われています。

リハビリは、長期間にわたる周囲のサポートが必要です。
本人の気持ちも沈みがちになるため、
継続的なメンタルケアもとても大切ですね。

６ヶ月以降の麻痺の程度は、ほぼ固定した状態となりますが、
６ヶ月以降も引き続き適切な機能訓練（リハビリ）を行うことにより、
ADL（日常生活動作）が維持改善させることができると
言われていますので、継続的な機能訓練（リハビリ）は必要不可欠となります。

しかし、気持ちがどうしても追い付かずに、
動作がおっくうになったり、動きたくなくなったり、
できる事なのに、やってもらうことが多いという方は、
寝たきりになる可能性があります。

歩行ができる方、
寝たきりにならないように、
寝たきりの方は、現在の状態を維持できるように
周辺の方々の協力と理解によって
サポートして行きましょう。

いちご鍼灸マッサージでは

維持期のマッサージ、機能訓練を行います。

急性期のリハビリ後、ご自宅や、施設に戻られてからとなります。

脳梗塞の後遺症と言っても、症状、状態は、一人一人違います。

いちご鍼灸マッサージでは、まず、利用者さんとご家族様と
マッサージ機能訓練について、相談させていただき、
状態により、最善の方法をご提案、適切なアドバイスをさせていただき、
ご希望に沿う形で行っていきます。

歩ける方の場合には、

◆歩行訓練（寄り添いながら）
◆関節運動（自動運動、他動運動）
◆全身マッサージ
麻痺側はもちろん、健側の筋肉によって動作をしていますので、
健側の負担、疲れを取り除けるような、マッサージも行います。

寝たきりの方の場合には、

◆体位変換による褥瘡予防マッサージ
◆関節運動（可動域改善と硬縮予防）
◆全身マッサージ（血流促進により褥瘡予防と筋肉を緩め痛みの改善）

ご希望によっては
鍼灸も行っています。

鍼灸は、

・痛みに対して、
・筋肉の硬さに対して、
・関節の硬さに対して、
・全身の血流増進に対して、
・しびれに対して

様々な効果が期待できます。

マッサージの強弱、機能訓練の強さ、角度は、
確認しながら無理のないように行い、
残存機能の維持改善に努めていきます。

ケアマネ様へ、介護に携わる皆様へ

私たちが利用者様の状態を的確に把握し利用者様、1人1人のニーズ、目標達成に向け全力で取り組んでいます。

私たちは、作成されたケアプランに沿って介護に携わる皆様と一緒同じ方向を向き、
利用者様、ご家族様がよりよい方向に向かって行こと私たちの役目があると考え、全力で努めています。
ケアマネ様の業務内容、介護に携わる皆様の業務に支障なく、業務内容を増やすことなく
担当利用者様、ご家族様のニーズ、目標に向けて一緒に取り組んで行きます。