大腿骨頚部骨折
日本の大腿骨頚部骨折の年間発生率は、女性が男性の約3.7倍。
骨折の90%以上は転倒が原因。
患者年齢は80代が最多で全体の約半数を占めています。
骨折後の死亡率は、3ヶ月で17%、6ヶ月で21.5%、1年で27%、5年で56%であり、
骨折後1.6年までは期待生存率に比べて生存率が低下します。
大腿骨頚部骨折後:
大腿骨頚部骨折の患者さんには、
早期からの起立・歩行をめざした訓練が必要であり、
手術翌日からベッド上での坐位訓練が行われるようです。
歩行能力の回復には受傷前の歩行能力と年齢が大きく影響すると考えられています。
もともとよく歩いていた方は、より回復しやすいということです。
しかし、すべての患者さんが以前のような歩行ができるようになるかと言えば、難しいようです。
大腿骨頚部骨折になる前に、活動的に過ごされた方でも、半年から1年後に以前に近い歩行ができるようになるのは、
全体の50%程度、これは、本人のリハビリに対する意識と努力、家族、周辺の皆さんの励ましが重要になるようです。
大腿骨頚部骨折は高齢者に多発する骨折で、後遺症が残りやすく、
その後の日常生活に支障をきたす事が多いです。
骨粗鬆症と転倒が骨折の原因で女性に多く、
寝たきりの原因になる主な疾患です。
寝たきりを防ぐには
入院期間のリハビリ、自宅での早期歩行訓練が重要となります。
手術や入院中に筋力が低下してしまうため、
今までできていたことができなくなり、ついつい安静にしがちになってしまいますが、
1週間安静にするだけでも10%〜20%も筋力が低下してしまいます。
そして、退院後も手術部分の痛みがある場合もありますが、
骨折部分はくっついていると考え、痛みがある状態でも、
できるだけ早期から歩行練習、関節運動、痛みのある部分の痛みの緩和
に取り組むことが大切です。
まずは、退院後すぐにいつもの生活で行っていたことを
少しずつ行っていく事をお勧めします。
ここで気を付けないといけないことは、
筋力が以前より低下していますので、再度転倒しなうように
手すり、壁などの支えられところ、杖などで体を安定させてから
行うようにしてください。
いちご鍼灸マッサージでは、
骨折部分周辺の筋力を緩め、反対側の
負担を取り除くマッサージを行います。
そして、機能訓練により、患側部分の関節をゆっくりと動かし
動作をしやすい状態にしていきます。
足を今までのように動かせなず、足全体がむくんだり、
痛みが出たりすることもありますので、
適時状態に合わせた施術を行って行きます。
ご自宅での早期リハビリはお任せください
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