高齢者体操(便秘と排便体操)焼津市 いちご鍼灸マッサージ
こんにちは、
焼津市いちご鍼灸マッサージの
内田です。
便秘予防と体操
加齢にともない、便秘になってしまう高齢者が
増えてきます。
原因は、食習慣(食事量の減少や食物繊維摂取の減少など)、
飲み薬の増加、運動不足などが上げられます。
一人一人の生活を少し工夫することで
便秘が改善可能になる場合があります。
便秘解消には、個人の正確な原因の究明が必要ですが、
ここでは、加齢とともに活動量が少なくなり、
筋力低下や姿勢が原因で生じている便秘の
解消法を見ていきたいと思います。
腹筋の力が弱かったり、猫背であったりすると、
大腸は下がりやすくなり、お腹の中に押し込められ、
大腸の蠕動運動が起こりにくくなります。
それにより、適度な硬さの便が作られづらくなります。
また、出口(直腸)まできているのになかなか出てこない
便を押し出すには、「踏ん張る」ことが必要ですが、
腹筋の低下によって力がかけづらくなることも
便秘の原因です。
そこで、腹筋の強化と姿勢の改善が必要になってきます。
「便秘解消のためには運動を取り入れるべき」ということが
施設でもよく言われますが、その内容は、腹筋運動(仰向けになり、上体を起こす)や
散歩などを指すことが多いと思います。
しかし、実際に施設に入所されている便秘に悩む高齢者には、
ベッド上での生活を余儀なくされている(いわゆる寝たきり)の方から、
歩行可能なADLを備える方まで、かなりの幅があります。
そこで、腹筋や散歩などの運動を導入しても、
うまく実施できず挫折しているケースも見受けられます。
ベッド上での生活を余儀なくされている方に、
腹筋運動といっても無理があります。
体力の低い高齢者には、その人の体力に見合った
運動が必要です。
そこで、ADL別に、便秘に役立つ運動プログラムを
検討してみることにしました。
高齢者体操(便秘解消、排便体操)
臥位プログラム1:膝抱え【腹部を圧迫してガスを抜き、
腸の動きを活発にする】
仰向けになって両膝を胸の方に近づけ、
5秒間静止します。
次に、リズミカルに軽くお尻が浮くように
反動をつけて揺り動かします。
両膝が無理なら、片方ずつでもかまいません。
10回繰り返します(1セット)。
状態に合わせて2~3セット行います。
ポイント
- 介護者が膝を押す場合、お腹の方に押し付けるのではなく、顔の方に押す感じで行います。
- 膝や股関節に痛みや違和感を感じるようであれば、お尻を持って浮かせるようにしましょう。
- 運動のポイントは、膝が胸につくことではなく、お尻が床から浮いて、みぞおち・おヘソ・下腹部が近づいて、お腹にシワがよることです。
口をややすぼめて、細くゆっくり息を吐きながら、
お腹をへこませます。
できるだけたくさん息を吐き、
吐ききってから全身の力を抜くと、
自然に息がお腹に入りふくらみます。
10回以上繰り返します。
お腹に厚手の本を乗せる(あるいは介護者がお腹に手を添えてやや押さえる)と
腹式呼吸の要領がつかみやすくなります。
臥位プログラム3:体幹ねじり
【わき腹のストレッチで腸にリズミカルな刺激を】
両腕を広げ仰向けになり、肩が床から浮かないようにして、
両膝を立てたまま横に倒します。
うまく倒れないときは、介護者が直接、
腰を動かして身体をねじるのも良いでしょう
(肩が浮いてしまう場合は、
介護者が浮かないように軽く肩をおさえます)。
ゆっくりと10往復くらい繰り返します。片脚を曲げて倒せない場合は、
両膝を立てたまま横に倒します。
うまく倒れないときは、介護者が骨盤を押して、曲げるのを助けます。
社会福祉法人 博光福祉会 理学療法士 小澤 英雄氏 より
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